命式に並ぶ基本用語を学ぶLESSON 06 / 20

四柱推命の十干とは?甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸を解説

四柱推命の十干について、甲乙丙丁戊己庚辛壬癸の読み方、陰陽と五行の対応、日干として見るときの注意を初心者向けに解説します。

十干を五つの陰陽ペアとして並べたアイキャッチ
この記事の目次
  1. 十干の読み方と五行
  2. 陽干と陰干は表れ方の違い
  3. 十干は自然の姿で覚える
  4. 日干だけでは読まない
  5. 初心者の確認手順
  6. まとめ

十干とは、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の十種類です。五行の木・火・土・金・水を、それぞれ陽と陰に分けた組み合わせになっています。

命式では天干に現れ、日柱の十干は日干・日主として自分を読む基準になります。

十干の読み方と五行

十干は次のように並びます。

  • 甲(きのえ)・乙(きのと):木
  • 丙(ひのえ)・丁(ひのと):火
  • 戊(つちのえ)・己(つちのと):土
  • 庚(かのえ)・辛(かのと):金
  • 壬(みずのえ)・癸(みずのと):水

「え」は陽、「と」は陰に対応します。まずは五組で覚えると、十文字をばらばらに暗記するより理解しやすくなります。

どの十干が自分の日干か、命式で確認しましたか?

甲乙から壬癸までを五行別に示す図

陽干と陰干は表れ方の違い

陽干は外へ向かう大きな働き、陰干は内側で細やかに働く性質として説明されることがあります。ただし、陽干だから必ず積極的、陰干だから必ず控えめとは限りません。

甲を大木、乙を草花、丙を太陽、丁を灯火のようにたとえるのは、働きの違いをイメージするためです。人物像を一つに固定するラベルではありません。

陽干と陰干を優劣なく比較した図

十干は自然の姿で覚える

木は伸びる、火は照らす、土は受け止める、金は形を整える、水は流れるというように、まず五行の働きを思い浮かべます。そのうえで陽と陰の違いを重ねます。

たとえば同じ水でも、壬は大きく流れる水、癸は静かに潤す水にたとえられます。環境やほかの文字との関係で、その力の使われ方は変わります。

日干だけでは読まない

日干は出発点ですが、月支が示す季節、ほかの干支、蔵干、通変星なども見ます。同じ甲日生まれでも、命式全体が同じになるわけではありません。

十干の性格一覧は入口として便利ですが、良い面と難しい面の両方を持つ比喩として使いましょう。

日干、五行、陰陽、命式全体の読む順番

初心者の確認手順

  1. 命式の日柱上段で日干を見つける
  2. 日干の五行を確認する
  3. 陽干か陰干かを見る
  4. ほかの柱にも同じ五行があるか眺める

まとめ

十干は、木・火・土・金・水を陽と陰に分けた十種類です。日干は自分を読む基準になりますが、それだけで性格や運命は決まりません。

五行、陰陽、周囲との関係を順番に重ねると、十干が命式の中でどのように働くかが見えてきます。