命式に並ぶ基本用語を学ぶLESSON 10 / 20

十二運・十二運星とは?干と支の関係を12段階で見る基本

四柱推命の十二運・十二運星について、長生、沐浴、冠帯、建禄、帝旺、衰、病、死、墓、絶、胎、養の意味と注意点を解説します。

十二運を十二段階の穏やかな輪で示すアイキャッチ
この記事の目次
  1. 十二の名前を順番に見る
  2. 日干と地支の組み合わせで決まる
  3. 強い・弱いを人の価値にしない
  4. 十二運を重視しない流派もある
  5. 安心して読むための三つの確認
  6. まとめ

十二運は、天干が十二支の中でどのような段階にあるかを、十二種類の言葉で表したものです。十二運星と呼ばれることもあります。

「病」「死」「墓」「絶」という文字があっても、病気や死を予告する意味ではありません。自然の循環を人の一生になぞらえた記号です。

十二の名前を順番に見る

長生、沐浴、冠帯、建禄、帝旺、衰、病、死、墓、絶、胎、養の十二段階があります。

生まれ、育ち、盛んになり、静まり、次の始まりへ向かう循環を表します。どこか一段階が永遠に続くのではなく、一巡する輪として眺めます。

長生から養まで十二運の順番を示す図

日干と地支の組み合わせで決まる

同じ地支でも、基準にする天干によって十二運は異なります。命式では日干に対する各地支の十二運を表示する方法が一般的です。

早見表を使えば確認できますが、陽干と陰干で進み方が異なる方式などがあるため、使用する表の基準をそろえましょう。

日干と地支の組み合わせから十二運を見る図

強い・弱いを人の価値にしない

帝旺や建禄は力が強い段階、衰や病は静まる段階と説明されます。しかし、帝旺があれば成功し、病があれば不幸になるという意味ではありません。

力が強いことは推進力にも無理のしやすさにもなり、静かな段階は慎重さや内省に生かされることがあります。命式のほかの要素と合わせて見ます。

病死墓絶は出来事の予告ではないと示す図

十二運を重視しない流派もある

十二運を読みの補助として使う流派もあれば、理論上の理由から重視しない考え方もあります。命式ツールに表示されない場合や、呼び方が少し異なる場合もあります。

初心者は十二の言葉を暗記して断定するより、「干と支の関係を循環の段階で見る方法」と理解しておけば十分です。

安心して読むための三つの確認

  1. 文字を現実の病気や死と結びつけない
  2. 十二運一つだけで性格や未来を決めない
  3. 使っている流派や早見表を混ぜない

まとめ

十二運は、天干と地支の関係を十二の循環段階で表したものです。長生から養まで、すべてが一つの輪につながっています。

怖い文字を出来事の予告にせず、命式を読む補助的な記号として扱いましょう。